開催イベントの報告
2025/07/07
絵本講座『今こそ必要な絵本の読み聞かせ』
2025年7月5日(土)、子ロバ保育園ホールにて、絵本講座を開催しました。
講師は昨年と同様、尾崎綾香先生です。優しく暖かな声と素敵な笑顔に癒されながら学べる素敵な2時間になりました。
実践に役立つ絵本や自分自身の応援歌となるような絵本を紹介していただきました。
絵本「それはすばらしいなつのあるひ」
歌に合わせて絵本が楽しめる、とても楽しい絵本です。
絵本「わたしとなかよし」
毎日、ぶたさんの女の子が鏡に向かって「かわいいね」と自分に向かって言います。「わたしはわたしといつもいっしょ、わたしはわたしがだいすき！」自分を大切に思い、自分の事が大好きになる絵本、とても素敵です。
絵本「できるかな？」
ゴリラさんと一緒に体操しましょう！楽しくおもしろく、しかし結構ハードな体操です。
絵本「たまごにいちゃん」
いつまでも大きくなりたくない“たまごにいちゃん”、しかし、ある日思いがけず卵が割れると・・・自分の殻を破ることで新しい発見、勇気と自信をもらえる絵本です。
と、様々な絵本を紹介していただき、さらに、こんなふうに読み取ることが出来るんだ、と絵本を深読みする感動や発見がたくさんありました。
IT社会が進み、本格的なＡＩの時代になり、読み物もスマホやアイパッドで読むことが多くなり、近い未来、保育園では、ＡＩが子どもたちに絵本を読んでくれるようになるのだろうか、と考えてしまいます。
幼い子供たちも絵本を手に取るより、スマホの世界で遊ぶことが多くなってきています。刺激的な色彩や音が子どもを引き付け、そのため、子どもの脳にどんな影響を与えているのだろうかと不安になります。
また、飽きたらピッとボタン一つで全てが消え去り、そんな繰り返しの遊びの中で、子どもたちに確かなもの確実なものを残すことが出来るのでしょうか？
今日の研修の中で、保育士さんたちが少しでも多く、絵本を読み聞かせ絵本の楽しさを伝えることの大切さを感じ、明日からの保育に生かしてほしいと願っています。
そして、子どもたちの横には、“このえほんだいすき！”という、お気に入りがあり、いつも優しく語りかけてくれる、絵本の中のおともだちが出来たらいいなと願っています。
