
開催イベントの報告
2025/06/21
子ロバ保育園園内研修「3カ月の報告」
4月17日・5月14日・6月18日と3カ月続けて、子ロバ保育園の幼児保育の園内研修に参加させていただきました。
私は、平成22年4月子ロバ保育園創立時の園長として、勤務していました。それから・・・早15年・・・感慨深いものがあります。
子ロバ保育園は、創立時から幼児教育に「ピラミーデ教育法」を導入しています。
そして、現在に至るまで、変わらず努力し、実践を積み重ねています。15年の中では、職員体制にも様々な変化があり、理論や実践方法を伝え継続していくのは、大変なことだと思います。
そんな、子ロバ保育園の皆さんに、今年度数回の研修の中で、何を伝えようかと考えました。
まずは、研修の「目的」を立てました。私が、どのようなことを意識し学んでほしいのか、です。 そして、目的を実現するために、日々の実践方法を分かりやすく伝えていこうと思いました。
「目的」
①子どもが主体的に生活し(自分で考え)、意欲的に遊び(お互いを認め合い)学べる環境(不思
議?発見!)を整える。
②保育士同士の連携(日常的)を密にし、保育を話し合い(疑問?不安、悩み等)、お互いのスキ
ルを高めあう(お互いの保育を知る、関心を持つ、学びあう)ことにより、子ロバ保育園全体
に学ぶ姿勢と活気があふれ、保育内容の充実や質の向上につなげる。
①はピラミーデ教育法の理論と実践です。②は、①を充実させるための保育士の姿勢を挙げてみました。保育士同士が、日常的にを連携を取り話し合うことの大切さ、そして、ただ話し合うのではなく、そこには学びあう姿勢、高めあう姿勢を持ってほしいと願っています。
そして、4月・5月・6月の園内研修では、特にサークルタイムと環境の点検をしました。その中で、乳児クラスから初めて幼児クラスの担任を受け持ち、サークルタイムの実践に戸惑っている保育士の方もいました。そこで、「今日のサークルタイム」の振り返りを具体的に指摘し話し、またミニ講座の中で実践方法を学んで頂きました。
保育士一人一人の経歴も様々であり、悩みも様々だと思います。慌ただしい日常の中で連携を取り、学びの姿勢を持つことは、本当に難しいと思います。しかし、“子どもたちが日々成長する”保育園にとっては、保育士が学び、子どもに向き合うことこそが重要です。
統括園長そして園長先生はじめ心優しく、真面目な子ロバ保育園の皆さんは、きっと、今までの積み重ねをバネに、更にスキルアップしてくれるでしょう!また、その成果は10月の研究会の公開保育に、皆様に発表することにしています。
(え~、岡部せんせい~、それはないわ!!やめて!!)との叫び声が聞こえてくるようでもあり・・・(よーし、皆で頑張ろう!)と、心の声・・・も・・・応援しています。子ロバ、ファイト!!
講座を開いたり、園内研修でお邪魔することにより、保育士さんの笑顔を見つけたり、頑張っている姿、そして子どもたちの笑い声が、私にとって一番の喜びです。













