
開催イベントの報告
2025/05/19
サークルタイムー保育の中での対話とはー
2025年5月10日(土)子ロバ保育園ホールにて、講座「サークルタイムー保育の中での対話とはー」を開催しました。
「おしゃべり」「会話」「議論」とも違う「対話」とはどういうものなのか?を考えながら、自分自身の対話力についても振り返りました。今、教育界では「主体的で対話的で深い学び」と対話型学習が求められ、企業でも「企業における対話の重要性」が問われています。
対話とは「自分の意見を臆することなく述べ、また相手の意見を否定せず、違いを認め合い向き合うこと。国籍・宗教・人種・性差等の違いを受け入れお互いの価値観の違いを理解しあうこと」です。
そして、対話することによってお互いの多様性を安心して発揮することにより、様々な考えが交錯し創造性が豊かになり、新しいプランや企画が生まれ、組織の発展があるといえます。
それぞれの園ではどうでしょうか?・・・対話はできていますか?・・・安心して自分の意見は言えてますか?・・・豊かな創造性と新しいプランが生まれる地盤はありますか?・・・と、振り返りをしました。
後半は、イエナプラン教育のサークル対話の実践方法に学びました。
読書サークル、観察サークル、読み聞かせサークル、時事サークル、振り返りサークル、自由発言サークル、評価サークル、様々な方法があります。
毎日、サークル対話をすることによって、子どもたちは人の話に耳を傾けしっかり聞くことにより、自分も共に考え自分の意見や考えも伝えたいという気持ちになります。つまり、幼い時からサークル対話を経験することにより、公の場で自分の考えを発表する練習になる、ということです。
自分で考え自分の意見をしっかり伝えることが出来ることは「未来を生きる子どもたちに必要な力」です。








