
きままな「あそまなブログ」
2025/11/24
沖島さんぽ
滋賀県には、日本一大きな湖、「琵琶湖」があります。そして、琵琶湖には、日本で唯一人が居住し生活している小さな島、「沖島」があります。
沖島の歴史を調べると「沖島の歴史は古く、古くは『神の島』として崇拝され、平安時代末期の保元・平地の乱で敗れた源氏の落武者が定住したのが始まりと言われとぃます」と、書いてあります。
私は滋賀県に住んで33年になるのですが、一度ゆっくり沖島を訪れ島の生活に触れてみたいと思っていました。
10月の大津だよりに「休暇村近江八幡」から、「びわ湖もみじ狩りクルージングと沖島さんぽ」ランチ・温泉付きで、5000円・・・安い!これだ!と、申し込みました。
そして、11月20日「休暇村近江八幡」を小さな連絡船で10時30分に出発しました。沖島は漁師町です。ゆっくりと20分くらいで沖島に着くと、航行安全を祈願する「奥津島神社」へと、向かいました。ガイドさんの案内で、町中を歩くと玄関の前にお地蔵さんが並べてあります。沖島の風習で男の子が生まれるとお地蔵さんをお祝いの品にすると聞き、「え、お地蔵さん??」と、驚きました。普通の“石のお地蔵さん”です。3体並べてある家は、3人の息子さんがいるのかあ…と思いました。
また、島内には自動車が一台もなく、移動は三輪自転車やボートがほとんどです。町中には、確かに三輪自転車が並んでいます。そして、島には小学校が一つあります。生徒数は17名、そのうち島内の子どもは4人、後の13人は連絡船で通ってくる島外の子どもたちだそうです。
湖の小さな島、そしてその島の山の裾野に暮らす人口230名あまりの沖島の人々、車1台通らない静かな生活と澄んだ空気、皆様もぜひ一度訪れてみませんか?日本にも、まだまだこのような生活が残っているのか・・・と、きっと何かを感じられるのではないでしょうか。
沖島の形を見てください、仏様が横たわっているように見えると言われています。神の島ですね!!






















